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    基礎代謝のあげ方【脂肪が燃えやすい体づくり】

    基礎代謝をあげる運動

     \ 最近、このようなお悩みはありませんか? / 

    • 「以前と生活リズムは変わらないのに脂肪がつきやすくなっている気がする」

    • 「ダイエットをしてもなかなか体重が減らない。

    • 水だけを飲んでも太っていく気がする」


    そのように感じている方は、もしかしたら基礎代謝が低下しているかもしれません。
    基礎代謝は年齢を重ねるとともに低下するといわれています。 基礎代謝の低下を緩やかにし、脂肪をつきにくくするために、基礎代謝を上げる体づくりをしていきましょう。



    基礎代謝とは

    基礎代謝は、人が生命を維持するために必要なエネルギー、つまり、呼吸したり心臓を動かしたりなど寝ている時でも座っているときでも使われるエネルギーのことです。 このエネルギーを効率よく使うことが、基礎代謝を上げることにつながり、「脂肪がつきやすくなって体重が減らない」といったお悩みの方への、解決の第一歩となります。
    このエネルギー量は、一般成人女性は約1200キロカロリー男性は約1500キロカロリーと言われており、年を重ねるとともに徐々に基礎代謝が下がり始めます。


    基礎代謝は上げられる?-代謝が下がる原因-

    基礎代謝量は筋肉量や食事カロリー量と消費カロリー量のほか、性別や体重など様々な要因が関係しています。 基本的には、筋肉量を増やして適切な食生活を行うことで、基礎代謝は上げることができます。 よく、基礎代謝がアップすれば痩せやすい、または、太りにくいといわれますが、これは、基礎代謝が高くなることで1日に消費するカロリー量が上がるため、その結果として痩せやすく太りにくい体になるということなのです。 基礎代謝のアップは、長期的に適度な運動や体にとって良い食生活を続けることで、身につけていくことができます。 また、基礎代謝が下がってしまう原因を把握して、基礎代謝の低下を防ぐことも大切です。


    筋肉量の減少が基礎代謝を下げる

    基礎代謝が下がってしまうのは、筋肉量の減少にあります。そして、筋肉量の減少の最も大きな原因は日常的な運動不足と考えられます。 そのほか、食生活の乱れや不規則な生活による自律神経の乱れからも基礎代謝の低下が起こります。


    基礎代謝をあげる運動をする女性

    基礎代謝を上げる前にチェックしよう

    最近、脂肪がつきやすくなったり、ダイエットをしても以前の様に体重が落ちないといったお悩みをお持ちの方は、以下の項目に当てはまるかチェックしてみましょう。


    • ✅ 適度な運動が行えている

    • ✅ バランスの良い食事を摂れている

    • ✅ 規則正しい生活ができている

    当てはまらない項目があった方は、生活習慣を見直すことで、これからご紹介する基礎代謝を上げる方法をより効果的にすることができます。 ぜひ、取り組んでみてください。


    【必見!】基礎代謝を上げるための運動

    筋肉量の減少に伴って基礎代謝も下がっていくため、体重が落ちにくくなったり、脂肪がつきやすくなったり、疲れやすくなったりします。 日常的な運動の習慣がなければ、筋肉は20代から徐々に減っていきます。 そのため、40代から50代になると、若い頃に比べて脂肪がつきやすい体となるのです。 それを防ぐためには運動をすることが一番の方法となります。 運動は、ジムに通ったり、ランニングやウォーキングをしたりすることは効果的ですが、運動時間がとりづらい人にもおすすめできる日常生活の中で運動する機会を増やせるポイントをご紹介します。


    日常生活の中でできる運動


    • 👟 エスカレーターやエレベーターは利用せず、階段を利用する。

    • 👟 1つ手前の駅で降りて一駅分歩く。

    日常生活の中で、少しだけ変化を取り入れて運動する機会を増やしていくことが基礎代謝を上げていくことにつながります。 また、歩数計基礎代謝が計測できる体重計などを使って自分の歩数や基礎代謝量を知ることは、運動を始めるきっかけづくりに有効です。

    3つの運動を組み合わせる

    運動は「ストレッチ」「筋力トレーニング」「有酸素運動」を行っていきましょう。


    ストレッチと筋力トレーニングと有酸素運動の3つの運動

    ストレッチ自体、基礎代謝をあげるひとつの運動となりますが、筋力トレーニングや有酸素運動の前後に行う事で、けがや体の故障や疲労を防ぐことができます。



    理学療法士おすすめ
     ストレッチ 

    自宅でできる!ストレッチをご紹介

    運動やトレーニングの前にストレッチを行い、ウォーミングアップやけがの予防をしていきましょう。


     お尻をのばす 

    ①椅子に座った状態から左足を右の太ももの上に置き、数字の4の字を作ります。


    女性 椅子に座る お尻のストレッチ



    ② ①の姿勢から背中が丸まらないように体全体を前に倒す。

    無理はせず、気持ちよい程度に伸ばす。


    女性 椅子に座る お尻のストレッチ



    ③ ②の状態のまま15秒数える。




    ④ 反対も同じように行い、左右5回ずつ行う。




     太ももの前をのばす 

    ① 壁の前に立ち、右のてのひらを壁につける。




    ② 左の膝を曲げ、左足首を左手でつかむ。


    壁を使う ストレッチ



    ③ 左膝が右足より後ろの位置になるようにする。

    無理はせず、気持ちよい程度に伸ばす。




    ④ ③の状態のまま15秒数える。




    ⑤ 反対も同じように行い、左右5回ずつ行う。




     太ももの後ろをのばす 

    ① 椅子に座った状態から左膝をのばす。


    椅子 女性 下半身のストレッチ



    ② つま先を天井に向け、背中が丸まらないように体を前に倒す。

    無理はせず、気持ちよい程度に伸ばす。


    椅子 女性 下半身のストレッチ



    ③ ②の状態のまま15秒数える。




    ④ 反対も同じように行い、左右5回ずつ行う。




     股関節のまわりをのばす 

    ① 椅子に右のお尻だけで座る。


    椅子を使ったストレッチ 女性



    ② 左の足を後ろに大きくさげる。 余裕がある場合は膝を伸ばす。

    無理はせず、気持ちよい程度に伸ばす。


    椅子 下半身のストレッチ 女性



    ③ 上半身が前に倒れないように、骨盤部分から上体を起こす。




    ④ ③の状態のまま15秒数える。




    ⑤ 反対側も同じように行い、左右5回ずつ行う。




    理学療法士おすすめ
     筋力トレーニング 

    自宅でできる!筋力トレーニングをご紹介

    全身のエネルギー代謝量は骨格筋、脳、肝臓の比率が高い為、骨格筋(一般に筋肉と呼ばれているもの)を鍛えることが、基礎代謝をあげるのに効果的です。 さらに、筋肉の中でも大きな筋肉を鍛えることで、より基礎代謝をあげやすくなります。 器具を使わずに、気軽にできる筋力トレーニングをご紹介します。


     スクワット 

    ① 椅子の前に立つ。


    椅子 女性 スクワット



    ② 膝と股関節を徐々に曲げ、お尻を後ろに突き出しながらしゃがむ。

    膝を傷めないよう、つま先の位置より膝が前にでないように行う。


    椅子 女性 スクワット



    ③ しゃがむ時と元に戻る時は、ゆっくりと10秒ほどかけて動作を行う。




     太ももの後ろを鍛えるトレーニング 

    ① うつぶせになる。


    うつぶせ 女性 トレーニング



    ② かかとをお尻につけるように、ゆっくりと10秒ほどかけて膝を曲げる。




    ③ ②の膝を曲げた状態から、つま先が床につかない位置まで、ゆっくりと10秒ほどかけて膝をのばす。


    うつぶせ 女性 トレーニング



    ④ 同様に、両足の膝の曲げのばしを10回行う。




     お尻を鍛えるトレーニング 

    ① 仰向けの状態になり、両膝を立てる。


    仰向け 女性 トレーニング



    ② ①の状態から、お尻を床から離す。膝から肩の位置までが一直線になるように、ゆっくりと10秒ほどかけてお尻を上げる。


    仰向け お尻の筋力トレーニング 女性



    ③ ゆっくりと10秒ほどかけて、お尻を床におろす。




    理学療法士おすすめ
     有酸素運動 

    今日からできる!有酸素運動をご紹介

    有酸素運動は血行が促進されるため、基礎代謝のアップにつながり、また、脂肪燃焼に適した運動でもあります。 そのため、基礎代謝を高めることに加えて脂肪燃焼したい人や体重を減らしたい人にとても効果的な運動となりますので、ぜひ取り入れてみてください。


    • おすすめの有酸素運動【早歩き】
    • ✅ 会話ができるくらいの(呼吸が乱れない程度)スピード

    • ✅ 10分くらいの運動から始める

    • ✅ 慣れてきたら10分以上行っていく

    • 年齢や体の状態によりますが、平均的に1日に8000歩~10,000歩が良いとされています。


    運動をする際はしっかり栄養をとろう

    筋力運動を行う際、過剰な食事制限をしていると体が栄養不足のため、栄養の代わりに筋肉を分解してしまいます。 そうなると、せっかく筋力運動をしているにもかかわらず、筋肉が痩せていってしまい、筋力運動が体にとって逆効果となってしまいます。


    より効果的に基礎代謝を上げるポイント

    運動と組み合わせることより、より効果的に代謝を上げることができるポイントをご紹介します。


    • ①お風呂で体を温める

    • ②温かい料理を食べる

    • ③よく噛んでゆっくり食べる

    • ④肉類や豆類などのたんぱく質やビタミン群などの栄養素を含んだ食べ物を継続的に食べる

    基礎代謝のあげ方【脂肪が燃えやすい体づくり】 まとめ

    基礎代謝は人が生命を維持するために必要なエネルギーで、何もしていなくても無意識のうちに消費されています。 基礎代謝を上げることで、エネルギー消費が効率よく行われるため、脂肪が燃焼しやすく、体重が増えにくい体に変化します。 基礎代謝を上げるためには、筋肉量を増やしていくことが重要なポイントであり、 生活に適度な運動を取り入れ、体にとって良い食生活を継続することで基礎代謝の高い体が作られていきます。


     記事監修 
    • 監修者写真
      滝口 めぐみ
      株式会社ツクイ
      理学療法士

       

    • 専門学校卒業後、株式会社ツクイ入社。 従業員向けに機能訓練に関する教育研修に従事。
      現在は、一般市民向けの介護予防教室の講師や健康増進サービスの企画、開発に携わっている。