注目ポイント
高齢になって外出する機会や人と交流する機会が減り、閉じこもりが増えると要介護状態になる可能性が高くなるという事実が様々な研究の結果で明らかになっています。健康長寿を実現するには1日1回は外出をして、他者と交流することが重要となります。 近年、高齢者の閉じこもり予防や運動習慣の維持にノルディックウォーキングが注目されています。ノルディックウォーキングは、ポールを使用することで上半身が起き、姿勢が改善され呼吸がしやすく疲れにくい効果があります。また左右の手で杖を突きながら歩くため、何も持たずに歩く時と比べて重心を支える点が増え、より安定した歩行ができます。 そのため体力に自信のない方、ふらつきがある方でも簡単に始められます。 ここでは関節の痛みやケガの予防につながる安全性の高い歩行様式として「ディフェンシブスタイル」についてお伝えしたいと思います。