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【試食レポ!】食事制限の必要な方必見!療養食の冷凍弁当

ryouyousyoku

健康状態の改善やご病気の治療を支援する為に日々の食事をコントロールすることはとても重要です。 しかしご自宅での食事作りに塩分や栄養素の調整が必要になると難しく感じる方は多いのではないでしょうか。

今回は、そのような方向けの療養食(りょうようしょく)の冷凍弁当をご紹介します。

療養食の冷凍弁当をまだ試したことのない方へ、どのような形で届くのか・見た目や味はどうなのかなど、そんな疑問にお答えすべく、社員が実際に食べてみた試食レポートをお届けします!


この記事のポイント

  • ご自宅で手軽に食べられる療養食
  • 目的別に選べる豊富なメニュー
  • 栄養制限でも満足度の高い食事


療養食の冷凍弁当とは

療養食とは病気などにより塩分や栄養素の調整が必要な方の為のお食事です。 調理には栄養の知識や計算が必要になる為、ご家庭で作るにはかなり難易度の高いものといえます。

そこで今回ご紹介するのは、メディカルフーズが手掛けた手間を掛けず自宅でお召し上がりいただける療養食の冷凍弁当です。 病院給食の現場で培った経験と知識を活かし、手作りのおいしい療養食をご自宅に届けたいという思いから開発されたそうです。
管理栄養士監修のもと、栄養管理をしながらも家庭料理の味わいを再現したメニューが大好評の商品です。


目的別の豊富な療養食メニュー

メディカルフーズの療養食は、魚・牛肉・豚肉・鶏肉などをバランス良く取りそろえた120種類以上のバラエティ豊かなメニューと病状や目的別に選びやすいのが特徴です。 きっと毎日の食卓を彩ってくれることでしょう。
試食レポートの前にどんなメニューがあるか、ラインナップをご紹介します。


慢性腎臓病の方向け、たんぱく調整食(たんぱく調整食9g)

たんぱく質を抑え野菜類のカリウムを減らし、腎臓に負担をかけず、かつ高エネルギーのお食事です。

人工透析を受けている方向け、人工透析食(たんぱく調整食20g)

たんぱく質を20gに制限しながらエネルギーが300kcalも取れるお食事です。 粉あめ、マクトンパウダー(中鎖脂肪酸)を使用し、揚げ物や炒め物ばかりに偏らないよう工夫した高カロリー食です。

糖尿病性腎症の方向け、カロリー・たんぱく調整食

たんぱく質・塩分・カリウム・リン・水分・カロリーを制限した、糖尿病から腎臓に負担がかかった方の為お食事です。


糖尿病の方向け、糖尿病食(カロリー制限食200/240)

糖尿病の合併症予防を考慮して栄養価のバランスを整えた、ダイエットにもお勧めのお食事です。 一日の指示エネルギーが1,800kcal未満の方は糖尿病食(カロリー制限食200)、1,800kcal以上の方は糖尿病食(カロリー制限食240)がおすすめです。

高血圧、心疾患、脳疾患の方向け、塩分制限食(塩分制限2.0g以下)

香味野菜や香辛料、出汁を使用して薄味でもおいしく工夫した、塩分を2.0g以下に抑えたお食事です。 エネルギーは240kcalに制限しています。

生活習慣病の予防や健康保持・増進のためのバランス栄養食

栄養バランスを追及しながらおいしく調理したお食事です。エネルギーは270kcalです。

なんとメディカルフーズには、「たんぱく調整・減塩の一人用おせち」もあります。 気になる方は是非こちらをご確認ください。

ご購入はこちらから


それでは開封

当然ながらクール便でのお届けになります。早速開けてみるとお魚マークが目を引きますね。


魚メニューの冷凍弁当の外箱を開けた様子

このマークがあることで主菜が何かがすぐにわかります。 一目瞭然なので、気分によっても選びやすいですね。
ほかにも、鶏・牛・豚のマークがあり、どれもかわいらしく、食べる前からちょっと楽しい気分にさせてくれます。


鶏肉メニューの冷凍弁当の外箱を開けた様子

牛肉メニューの冷凍弁当の外箱を開けた様子

豚肉メニューの冷凍弁当の外箱を開けた様子

栄養成分表示や調理方法も前面にすべて記載されていてわかりやすいです。


冷凍弁当のパッケージ前面

なにやらパッケージの両脇に不思議な穴が、、これはなんでしょう。 調べてみたところ、レンジで加熱する際にフィルムをはがすことなく加熱できるよう蒸気が抜けるための穴でした。これは手間いらずで、便利ですね!


冷凍弁当の蒸気口

そのままレンジへGO

既にご紹介した通り、パッケージのフィルムを開けずにそのままレンジへ直行します。 加熱時間は3分半です。


冷凍弁当を電子レンジへ入れる

電子レンジの時間セット

いざ実食!

今回試食をしたのはカロリー・たんぱく調整食塩分制限食の2つです。


カロリー・たんぱく調整食

塩分制限食

まずはカロリー・たんぱく調整食の「牛の赤ワイン煮」をいただきます。 食器に盛り付けるとこんな感じです。


カロリー・たんぱく調整食の「牛の赤ワイン煮」

食べた瞬間に赤ワインとトマトのやさしい香りが鼻を抜けていきます。
赤ワインの甘みとトマトの酸味、そして肉の味わいが絶妙なハーモニーを奏でています。 煮込み料理ですが、玉ねぎは程よいシャキシャキ感が残っており、ちょうどよい歯ごたえです。

副菜のキャベツや山菜も歯ごたえがよく、味付けもしっかりとしています。
ジャーマンポテトはジャガイモの香ばしさにベーコンの塩味とアクセントの胡椒が絶妙にマッチしていました。とても満足感のある1品でした。

次に塩分制限食の「あじの辛みそ焼き」をいただきます。 こちらも食器にもりつけてみました。


塩分制限食の「あじの辛みそ焼き

あじは塩分制限とはいいながらもほどよい塩味があり、素材の味を引き出しています。 副菜の豚と椎茸の炒めものはしっかりと出汁が効いていて生姜の風味が食欲をそそります。
冷凍弁当ですが作りたてのような食感で、出汁と素材の味が楽しめます。

【試食レポ!】食事制限の必要な方必見!療養食の冷凍弁当 まとめ

試食レポートはいかがでしたか?
出汁などを上手く使い素材の良さを引き立て、塩味は控えめながらもバランスがよく、手作りのような優しを感じる味わいでした。
また野菜の歯ごたえがしっかりとしていて食感がよく、冷凍食品であることを感じさせません。主菜とバラエティに富んだ副菜三品という構成も目と舌を飽きさせず、量的にも十分な満足感があります。

さらに「わかりやすい表示」や「フィルムをはがさずにレンジで温められる」など、調理をする方の手を煩わせない秀逸な工夫と、「目的別に選べる豊富なメニュー構成」も大きな魅力となっています。

厳しい食事制限があっても「おいしくて飽きない食事が食べたい・食べさせたい」、そんな希望にとことん寄り添いたいという作り手の想いを感じる冷凍弁当でした。
お食事の栄養制限を頑張っている方、療養食をご自宅で頑張って作られている方の日常の食卓に是非取り入れていただきたいと思います。

SONOSAKI LIFEでは、皆様の健康に役立つ情報や介護の「お悩み」に寄り添う情報をお届けしております。是非、他のコラムもご覧ください。



 記事監修 
  • 監修者写真
    楚山 和豆
    株式会社ツクイ
    社会福祉主事

     

  • 介護事業のマネージャーとして10年以上の現場経験があり、デイサービスを始め多くの介護サービスの立ち上げ、運営、スタッフ教育等に従事。
    介護現場で培った経験を活かし、高齢者向けサービスの企画、開発に携わっている。